Monologe for IDOL

~突然K-POP男性アイドル(BTS)沼にも落ちた話~

防弾少年団/BTS 「Dionysus」~日本語訳・ルビ・ビハインド・解釈・考察~

여러분, 안녕하십니까?

 

2019年はいかがでしたか?(唐突)

 

今回は『MAP OF THE SOUL : PERSONA』の最後のトラック、

「Dionysus」の日本語訳とルビ、ビハインド、解釈、考察(=感想)です。

なんやかんやで前回から数か月空き、気付けば年末ですが、

やっとアルバム全曲書けました。年内に書き切れて良かった~。

 

目次

 

「Dionysus」~日本語訳・ルビ~

YouTubeの公式音源です。

www.youtube.com

Produced by Pdogg, j-hope, Supereme Boi, RM, SUGA, Roman Campolo

 

ッチュッ トゥリキョ

쭉 들이켜

ぐいっと飲み干せ

 

スルジャン (シッピン) パルッチャン (ティッピン)

술잔 (sippin’) 팔짱 (tippin’)

盃 (啜る) 腕組み (傾ける)

 

ハン イプ

한 입

一口

 

ティルソス (グリッピン) ポド (イーティン)

티르소스 (grippin’) 포도 (eatin’)

テュルソス (掴む) ブドウ (食べる)

 

ッチュッ トゥリキョ

쭉 들이켜

ぐいっと飲み干せ

 

プヌィギ (キーピット) ディー スタイル (リッピット)

분위기 (keep it) D style (rip it)

雰囲気 (保て) Dスタイル (思い切れ)

 

ハン イプ

한 입

一口

 

ヨギ (キリット) レッツ スティーリット

여기 (kill it) let’s steal it

ここで (キメろ) 奪い取るぞ

 

ジ イリスト

The illest

最高だ

 

 

クニャン チュィヘ マチ ディオニソス

그냥 취해 마치 디오니소스

ただ酔う まるでディオニュソス

 

ハン ソネ スルジャン タルン ソネ トゥン ティルソス

한 손에 술잔, 다른 손에 든 티르소스

片手に盃、片手に持つテュルソス

 

トゥミョンハン クリスタル ジャン ソッ チャルランイヌン イェスル

투명한 크리스탈 잔 속 찰랑이는 예술

透明なクリスタルグラスの中になみなみとある芸術

 

イェスルド スリジ ムォ マシミョン チヘ フール

예술도 술이지 뭐, 마시면 취해 fool

芸術も酒だよ、飲めば酔う愚か者

 

ユゥ ドンノ ユゥ ドンノ ユゥ ドンノ ワット トゥ ドゥ ウィズ

You dunno you dunno you dunno what to do with

お前は扱い方を知らない

 

ネガ ボヨジュルゲ ナン ジョニョ ダルン ゴル チュジン

내가 보여줄게 난 전혀 다른 걸 추진

俺が見せてやる 俺は全く違うものを推進

 

アイビワ ゴチン ナムロ ドゥェン マイク

아이비와 거친 나무로 된 mic

アイビーと粗い木でできたマイク

 

チョルテ タン ハン スメ ナオヌン ソリ ッタウィン オプタ

절대 단 한 숨에 나오는 소리 따윈 없다

絶対にたった一息で生まれる音なんてない

 

 

ヘガ ットゥル ッテッカジ ウェア ザ パーティ アット

해가 뜰 때까지 where the party at

日が昇る時まで パーティーはどこだ?

 

チャミ トゥル ッテッカジ ウェア ザ パーティ アット

잠이 들 때까지 where the party at

眠りにつく時まで パーティーはどこだ?

 

シンギッ ブロ タシ

Sing it 불러 다시

歌え 歌え もう一度

 

ドリンキッ マショ タシ

Drink it 마셔 다시

飲め 飲め もう一度

 

ウリン トゥ ボン テオナジ

우린 두 번 태어나지

俺たちは二度生まれる

 

 

ッチュッ トゥリキョ (チャンジャケ コットン)

쭉 들이켜 (창작의 고통)

ぐいっと飲み干せ (創作の苦痛)

 

ハン イプ (シデエ ホットン)

한 입 (시대의 호통)

一口 (時代の怒号)

 

ッチュッ トゥリキョ (ナワエ ソットン)

쭉 들이켜 (나와의 소통)

ぐいっと飲み干せ (自己との疎通)

 

ハン イプ (オケィ ナゥ アイム レディ フォ ショゥ)

한 입 (Okay now I’m ready fo sho)

一口 (OK 俺は確実に準備ができてる)

 

 

タ マショ マショ マショ マショ ネ スルジャン エィ

다 마셔 마셔 마셔 마셔 내 술잔 ay

全部 飲め 飲め 飲め 飲め 俺の盃 ay

 

タ ッパジョ ッパジョ ッパジョ ミチン イェスルカエ

다 빠져 빠져 빠져 미친 예술가에

皆 落ちろ 落ちろ 落ちろ 狂った芸術家に

 

ハン ジャン (ワン ショット) トゥ ジャン (トゥ ショッツ)

한 잔 (one shot) 두 잔 (two shots)

一杯 (一杯) 二杯 (二杯)

 

イェスレ チュィヘ ブロ オンヘヤ

예술에 취해 불러 옹헤야

芸術に酔え、歌え『オンヘヤ』

 

 

タ マショ マショ マショ マショ ネ スルジャン エィ

다 마셔 마셔 마셔 마셔 내 술잔 ay

全部 飲め 飲め 飲め 飲め 俺の盃 ay

 

タ ッパジョ ッパジョ ッパジョ ミチン イェスルカエ

다 빠져 빠져 빠져 미친 예술가에

皆 落ちろ 落ちろ 落ちろ 狂った芸術家に

 

ハン ジャン (ワン ショット) トゥ ジャン (トゥ ショッツ)

한 잔 (one shot) 두 잔 (two shots)

一杯 (一杯) 二杯 (二杯)

 

ックェングァリ チミョ ブロ オンヘヤ

꽹과리 치며 불러 옹헤야

ゴングを打ち、歌え『オンヘヤ』

 

 

スルジャン (シッピン) パルッチャン (ティッピン)

술잔 (sippin’), 팔짱 (tippin’)

盃 (啜る)、腕組み (傾ける)

 

ティルソス (グリッピン) ポド (イーティン)

티르소스 (grippin’), 포도 (eatin’)

テュルソス (掴む)、ブドウ (食べる)

 

プヌィギ (キーピット) ディー スタイル (リッピット)

분위기 (keep it), D style (rip it)

雰囲気 (保て)、Dスタイル (思い切れ)

 

ヨギ (キリット) レッツ スティーリット

여기 (kill it) let’s steal it

ここで (キメろ) 奪い取るぞ

 

ジ イリスト

The illest

最高だ

 

 

ナン チグム セサンエ ムン アペ イッソ

난 지금 세상의 문 앞에 있어

俺は今、世間の扉の前にいる

 

ムデエ オルル ッテ トゥルリヌン ファノソン

무대에 오를 때 들리는 환호성

舞台に上がる時、聞こえる歓声

 

キャンチュウ シー マィ スタックド ブロークン ティロソス

Can't you see my stacked broken thyrsus

壊れて積み重ねられた俺のテュルソスが見えないのか?

 

イジェ ナン タシ テオナネ ビロソ

이제 난 다시 태어나네 비로소

今、俺は再び生まれるんだ、ようやく

 

 

ウェン ザ ナイト カムズ マンボゥ マンボゥ マンボゥ

When the night comes mumble mumble mumble

夜が来れば ボソボソつぶやく

 

ウェン ザ ナイト カムズ タンボゥ タンボゥ タンボゥ

When the night comes tumble tumble tumble

夜が来れば 転がり回る

 

ストゥデオルル チェウン ジョウム ジョウム ジョウム

Studio를 채운 저음 저음 저음

スタジオを満たした 低音 低音 低音

 

ベィス ドラム ゴウズ ライク ダム ダム ダム

Bass drum goes like 덤덤덤

ベースドラムはこんな風に ドム ドム ドム

 

 

ヘガ ットゥル ッテッカジ ウェア ザ パーティ アット

해가 뜰 때까지 where the party at

日が昇る時まで パーティーはどこだ?

 

チャミ トゥル ッテッカジ ウェア ザ パーティ アット

잠이 들 때까지 where the party at

眠りにつく時まで パーティーはどこだ?

 

シンギッ ブロ タシ

Sing it 불러 다시

歌え 歌え もう一度

 

ドリンキッ マショ タシ

Drink it 마셔 다시

飲め 飲め もう一度

 

ウリン トゥ ボン テオナジ

우린 두 번 태어나지

俺たちは二度生まれる

 

 

ッチュッ トゥリキョ (チャンジャケ コットン)

쭉 들이켜 (창작의 고통)

ぐいっと飲み干せ (創作の苦痛)

 

ハン イプ (シデエ ホットン)

한 입 (시대의 호통)

一口 (時代の怒号)

 

ッチュッ トゥリキョ (ナワエ ソットン)

쭉 들이켜 (나와의 소통)

ぐいっと飲み干せ (自己との疎通)

 

ハン イプ (オケィ ナゥ アイム レディ フォ ショゥ)

한 입 (Okay now I’m ready fo sho)

一口 (OK 俺は確実に準備ができてる)

 

 

タ マショ マショ マショ マショ ネ スルジャン エィ

다 마셔 마셔 마셔 마셔 내 술잔 ay

全部 飲め 飲め 飲め 飲め 俺の盃 ay

 

タ ッパジョ ッパジョ ッパジョ ミチン イェスルカエ

다 빠져 빠져 빠져 미친 예술가에

皆 落ちろ 落ちろ 落ちろ 狂った芸術家に

 

ハン ジャン (ワン ショット) トゥ ジャン (トゥ ショッツ)

한 잔 (one shot) 두 잔 (two shots)

一杯 (一杯) 二杯 (二杯)

 

イェスレ チュィヘ ブロ オンヘヤ

예술에 취해 불러 옹헤야

芸術に酔え、歌え『オンヘヤ』

 

 

タ マショ マショ マショ マショ ネ スルジャン エィ

다 마셔 마셔 마셔 마셔 내 술잔 ay

全部 飲め 飲め 飲め 飲め 俺の盃 ay

 

タ ッパジョ ッパジョ ッパジョ ミチン イェスルカエ

다 빠져 빠져 빠져 미친 예술가에

皆 落ちろ 落ちろ 落ちろ 狂った芸術家に

 

ハン ジャン (ワン ショット) トゥ ジャン (トゥ ショッツ)

한 잔 (one shot) 두 잔 (two shots)

一杯 (一杯) 二杯 (二杯)

 

ックェングァリ チミョ ブロ オンヘヤ

꽹과리 치며 불러 옹헤야

ゴングを打ち、歌え『オンヘヤ』

 

 

ウリガ ットッタ ハミョン

우리가 떴다 하면

俺たちが現れさえすれば

 

チョンセギェ オディドゥンジ スタディアム パーティ エィ

전세계 어디든지 stadium party ay

全世界どこでもスタジアムパーティー ay

 

ケィパップ アイドルロ テオナ タシ ファンセンハン アーティスト

Kpop 아이돌로 태어나 다시 환생한 artist

Kpopアイドルとして生まれ 再び生まれ変わったアーティスト

 

タシ ファンセンハン アーティスト タシ ファンセンハン アーティスト

다시 환생한 artist 다시 환생한 artist

再び生まれ変わったアーティスト 再び生まれ変わったアーティスト

 

ネガ アイドルイドゥン イェスルガイドゥン ムォガ ジュンヨヘ ッチャンヘ

내가 아이돌이든 예술가이든 뭐가 중요해 짠해

俺がアイドルでも芸術家でも何が重要なんだ? 乾杯

 

イェスルド イ チョンドミョン グァウミジ グァウム イェ

예술도 이 정도면 과음이지 과음 yeah

芸術もこの程度なら過飲だろう、過飲 yeah

 

セ キログン ジャシングァ ッサウミジ ッサウム イェ

새 기록은 자신과 싸움이지 싸움 yeah

新記録は自己との闘いだろう、闘い yeah

 

チュッベルル ドゥロオルリゴ ワン ショット

축배를 들어올리고 one shot

祝杯を掲げて 一杯

 

ホナ ナン ヨジョニ モッマルラ

허나 난 여전히 목말라

でも俺は相変わらず喉が渇く

 

ワット

What

何だ

 

 

タ マショ マショ マショ マショ ネ スルジャン エィ

다 마셔 마셔 마셔 마셔 내 술잔 ay

全部 飲め 飲め 飲め 飲め 俺の盃 ay

 

タ ッパジョ ッパジョ ッパジョ ミチン イェスルカエ

다 빠져 빠져 빠져 미친 예술가에

皆 落ちろ 落ちろ 落ちろ 狂った芸術家に

 

ハン ジャン (ワン ショット) トゥ ジャン (トゥ ショッツ)

한 잔 (one shot) 두 잔 (two shots)

一杯 (一杯) 二杯 (二杯)

 

イェスレ チュィヘ ブロ オンヘヤ

예술에 취해 불러 옹헤야

芸術に酔え、歌え『オンヘヤ』

 

 

タ マショ マショ マショ マショ ネ スルジャン エィ

다 마셔 마셔 마셔 마셔 내 술잔 ay

全部 飲め 飲め 飲め 飲め 俺の盃 ay

 

タ ッパジョ ッパジョ ッパジョ ミチン イェスルカエ

다 빠져 빠져 빠져 미친 예술가에

皆 落ちろ 落ちろ 落ちろ 狂った芸術家に

 

ハン ジャン (ワン ショット) トゥ ジャン (トゥ ショッツ)

한 잔 (one shot) 두 잔 (two shots)

一杯 (一杯) 二杯 (二杯)

 

ックェングァリ チミョ ブロ オンヘヤ

꽹과리 치며 불러 옹헤야

ゴングを打ち、歌え『オンヘヤ』

 

 

スルジャン (シッピン) パルッチャン (ティッピン)

술잔 (sippin’), 팔짱 (tippin’)

盃 (啜る)、腕組み (傾ける)

 

ティルソス (グリッピン) ポド (イーティン)

티르소스 (grippin’), 포도 (eatin’)

テュルソス (掴む)、ブドウ (食べる)

 

プヌィギ (キーピット) ディー スタイル (リッピット)

분위기 (keep it), D style (rip it)

雰囲気 (保て)、Dスタイル (思い切れ)

 

ヨギ (キリット) レッツ スティーリット

여기 (kill it) let’s steal it

ここで (キメろ) 奪い取るぞ

 

ジ イリスト

The illest

最高だ

 

スルジャン (シッピン) パルッチャン (ティッピン)

술잔 (sippin’), 팔짱 (tippin’)

盃 (啜る)、腕組み (傾ける)

 

ティロソス (グリッピン) ポド (イーティン)

티르소스 (grippin’), 포도 (eatin’)

テュルソス (掴む)、ブドウ (食べる)

 

プンウィギ (キーピット) ディー スタイル (リッピット)

분위기 (keep it), D style (rip it)

雰囲気 (保て)、Dスタイル (思い切れ)

 

ヨギ (キリット) レッツ スティーリット

여기 (kill it) let’s steal it

ここで (キメろ) 奪い取るぞ

 

ジ イリスト

The illest

最高だ

 

「Dionysus」~日本語訳のみ~

YouTubeの公式音源です。

www.youtube.com

 ぐいっと飲み干せ

盃 (啜る) 腕組み (傾ける)

一口

テュルソス (掴む) ブドウ (食べる)

ぐいっと飲み干せ

雰囲気 (保て) Dスタイル (思い切れ)

一口

ここで (キメろ) 奪い取るぞ

最高だ

 

ただ酔う まるでディオニュソス

片手に盃、片手に持つテュルソス

透明なクリスタルグラスの中になみなみとある芸術

芸術も酒だよ、飲めば酔う愚か者

お前は扱い方を知らない

俺が見せてやる 俺は全く違うものを推進

アイビーと粗い木でできたマイク

絶対にたった一息で生まれる音なんてない

 

日が昇る時まで パーティーはどこだ?

眠りにつく時まで パーティーはどこだ?

歌え 歌え もう一度

飲め 飲め もう一度

俺たちは二度生まれる

 

ぐいっと飲み干せ (創作の苦痛)

一口 (時代の怒号)

ぐいっと飲み干せ (自己との疎通)

一口 (OK 俺は確実に準備ができてる)

 

全部 飲め 飲め 飲め 飲め 俺の盃 ay

皆 落ちろ 落ちろ 落ちろ 狂った芸術家に

一杯 (一杯) 二杯 (二杯)

芸術に酔え、歌え『オンヘヤ』

 

全部 飲め 飲め 飲め 飲め 俺の盃 ay

皆 落ちろ 落ちろ 落ちろ 狂った芸術家に

一杯 (一杯) 二杯 (二杯)

ゴングを打ち、歌え『オンヘヤ』

 

盃 (啜る)、腕組み (傾ける)

テュルソス (掴む)、ブドウ (食べる)

雰囲気 (保て)、Dスタイル (思い切れ)

ここで (キメろ) 奪い取るぞ

最高だ

 

俺は今、世間の扉の前にいる

舞台に上がる時、聞こえる歓声

壊れて積み重ねられた俺のテュルソスが見えないのか?

今、俺は再び生まれるんだ、ようやく

 

夜が来れば ボソボソつぶやく

夜が来れば 転がり回る

スタジオを満たした 低音 低音 低音

ベースドラムはこんな風に ドム ドム ドム

 

日が昇る時まで パーティーはどこだ?

眠りにつく時まで パーティーはどこだ?

歌え 歌え もう一度

飲め 飲め もう一度

俺たちは二度生まれる

 

ぐいっと飲み干せ (創作の苦痛)

一口 (時代の怒号)

ぐいっと飲み干せ (自己との疎通)

一口 (OK 俺は確実に準備ができてる)

 

全部 飲め 飲め 飲め 飲め 俺の盃 ay

皆 落ちろ 落ちろ 落ちろ 狂った芸術家に

一杯 (一杯) 二杯 (二杯)

芸術に酔え、歌え『オンヘヤ』

 

全部 飲め 飲め 飲め 飲め 俺の盃 ay

皆 落ちろ 落ちろ 落ちろ 狂った芸術家に

一杯 (一杯) 二杯 (二杯)

ゴングを打ち、歌え『オンヘヤ』

 

俺たちが現れさえすれば

全世界どこでもスタジアムパーティー ay

Kpopアイドルとして生まれ

再び生まれ変わったアーティスト

再び生まれ変わったアーティスト

再び生まれ変わったアーティスト

俺がアイドルでも芸術家でも何が重要なんだ? 乾杯

芸術もこの程度なら過飲だろう、過飲 yeah

新記録は自己との闘いだろう、闘い yeah

祝杯を掲げて 一杯

でも俺は相変わらず喉が渇く

What

 

全部 飲め 飲め 飲め 飲め 俺の盃 ay

皆 落ちろ 落ちろ 落ちろ 狂った芸術家に

一杯 (一杯) 二杯 (二杯)

芸術に酔え、歌え『オンヘヤ』

 

全部 飲め 飲め 飲め 飲め 俺の盃 ay

皆 落ちろ 落ちろ 落ちろ 狂った芸術家に

一杯 (一杯) 二杯 (二杯)

ゴングを打ち、歌え『オンヘヤ』

 

盃 (啜る)、腕組み (傾ける)

テュルソス (掴む)、ブドウ (食べる)

雰囲気 (保て)、Dスタイル (思い切れ)

ここで (キメろ) 奪い取るぞ

最高だ

 

盃 (啜る)、腕組み (傾ける)

テュルソス (掴む)、ブドウ (食べる)

雰囲気 (保て)、Dスタイル (思い切れ)

ここで (キメろ) 奪い取るぞ

最高だ

 

「Dionysus」~ビハインド文字起こし~

V LIVEで無料で見ることが出来るビハインド(制作秘話)です。

バンタンのアルバムが発売された際には、

リーダーのRM氏がビハインドを話してくださいます。↓リンクです

www.vlive.tv

「Dionysus」は、動画の52分00秒~59分20秒です。

文字起こしは要約。

 

・アルバムの最後の曲

最後の曲です。「Intro : Persona」で自らを探していた人が、結局はディオニュソスになった。僕はディオニュソスなんだ、そうなんじゃないかと僕は個人的に思います。

 

・救世主はJ-HOPE

この歌は最後にすることになったんですが、歌詞と言語にすごく悩まされて魂が抜けたんです。何か一つ、気に入らないものがあったら、僕も横になって、ずっと眠れません。なので、この過程にすごく悩まされていてDionysusはやりたくなかったんです(笑)

Dionysusは誰かがやってほしい。誰かやってくれと。歌がすごく楽しいんですけど...でもここでも力を出して書きました。「スルジャン(盃)~」のパートは僕が書いたんです。盃のパートを書いてノックダウンして、Supereme Boiでも誰でも、助けて!と押し付けてしまいました(笑)

でも救世主が現れます。J-HOPE!(拍手)

多分、J-HOPEが残りの大半をすべて書いたと思います。「ぐいっと飲み干せ 創作の苦痛~」から、その後の過程は正確には分からないけど、とにかく本当にとてもよく書けていました。どうやってこんなことを考えたのか。僕がこういうのに弱いみたいです。とても上手だし、とてもよく出来ていました。

そして、ユンギヒョン(SUGA氏)のラップがここでは本当の芸術だし、「生まれ変わったアーティスト」これは竜虎相搏つ*ような感じで戦闘しています。

kotobank.jp

LIVEのカムバックスペシャルでのビハインド(4月の記事の要約)も載せておきますね。

www.vlive.tvソングライティングの半分をJ-HOPE氏が担当。

メロディーが20回以上変更されるほど大変な作業だったそう。

そして、この曲の3分27秒あたりの叫び声の主はJIN氏なんですが、

そのエピソードが、会社から帰ろうとしていたJIN氏をプロデューサーのPdogg氏が捕まえ、

シャウトではなく「悲鳴」を上げてくれという流れで出来たそうです(笑)

ビッグヒットのホームページではJINのロッキングなボーカルと書かれていました(笑)

最初から最後まで楽しく走るような強烈なビートと、JINのロッキング(Rocking)なアドリブボーカルが印象的な、BTS式のヒップホップ曲‘Dionysus’が収録されている。*1

Roking JINでRJ(アールジェイ/BT21のキャラクター)に繋がった流れが半年たった今でも面白い...

 

「Dionysus」~歌詞考察・解釈~

トラックリスト(アルバムの収録曲)が公開された時は、

静かで神秘的な曲なのかなと、思ってましたが、

全然違いました。This is バンタンスタイル。好きです。

前トラックの「Jamais Vu」の儚さから、一気に雰囲気が変わります。

イントロを聴いた瞬間に無条件でテンションが上がる。

 

まずは、言葉の解説からですよね。初めましての言葉がいっぱいでした。

ディオニュソス・Dionysos

《「ディオニソス」とも》ギリシャ神話で、酒の神。もと、北方のトラキア地方から入ってきた神で、その祭儀は激しい陶酔状態を伴い、ギリシャ演劇の発生にかかわるともいわれる。ゼウスとカドモスの娘セメレとの子。バッカスデジタル大辞泉より*2

テュルソス・Thyrsos

古代ギリシアディオニュソス祭祀で使われた聖杖。きづたやぶどうを巻きつけ,先端に松かさを取付けた杖で,神自身の持物でもあり,信女らもたずさえた。霊妙な威力を発揮し,無敵の武器ともなり,乳や蜜,清水などを自在に湧出させると信じられた。ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典より*3

4月18日放送の、「M COUNTDOWN Comeback Special Stage」の動画で、

RM氏が持っている杖がテュルソスのイメージです。↓

www.youtube.com

テュルソスを使ったパフォーマンスの練習オフショットも貼っておきます。

こっちのほうが杖が見えやすいかも。

www.youtube.com

あとはこの2つの言葉。

クェンガリ・꽹과리

意訳ではゴングと訳しました。

辞書には楽器の鉦(しょう)とゴングという意味がありました。

韓国の民族音楽に使用される打楽器の名前です。

画像を検索したら、手の平より少し大きいサイズの平たいゴングでした。

オンヘヤ・옹헤야

固有名詞なので意訳では鍵括弧をつけてそのままオンヘヤと訳しました。

Google検索では、釜山や大邱のある慶尚道(キョンサンド、日本語読み:けいしょうどう)の民謡『麦脱穀(の)歌』の別名、もしくはその歌中の合いの手のこと、と出てきました。

なかなか意味が出てこなくて、「옹헤야 meaning」で検索して出た英語の結果を訳しました。

言葉の解説は以上です。勉強になった~。

 

この曲の中では、お酒=芸術として描かれています。

<芸術に酔う>と<お酒に酔う>がかけられています。

韓国語で芸術は「예(イェスル)」、お酒は「(スル)」。

同じスルという音が入っています。

音楽を創作する苦痛や、見せない努力、まだまだ上を目指す野心をも露にする曲です。

 

個人的にお気に入りの歌詞は「時代の怒号」。TMI*4

とても上手く世の中を写し取った歌詞だと思って気に入っています。

 

RM氏のV LIVEビハインドでの

「Intro : Persona」で自らを探していた人が、結局はディオニュソスになった。僕はディオニュソスなんだ、そうなんじゃないかと僕は個人的に思います。

という言葉と、

「Intro : Persona」と最後の「Dionysus」以外は、2番から6番まで、全て皆さんに捧げる献詞。セレナーデ(夜曲・恋愛の歌曲)と言えばセレナーデ。…もっといい表現が浮かばないんですが、Confession?告白?所懐?そういうものだと思います。

という言葉から、

シンプルに彼らの音楽的な欲求が描かれた曲として捉えています。

 

最初ビハインドを見た時、ディオニュソスになったという話を聞いて

ちょっと解釈に戸惑ったんですよね。

「Intro : Persona」の人がディオニュソスになるとは予想してなくて(笑)

でも、ビハインドを見て、しばらく考えてみれば、1番と7番は彼ら自身の話をして、

2番から6番の曲はARMYへの話をしているんだ、と自分の中ではまとまりました。

 

さあ、そろそろ歌詞の解釈にいきましょう。すでに記事が長すぎる(笑)

ぐいっと飲み干せ

盃 (啜る) 腕組み (傾ける)

一口

テュルソス (掴む) ブドウ (食べる)

ぐいっと飲み干せ

雰囲気 (保て) Dスタイル (思い切れ)

一口

ここで (キメろ) 奪い取るぞ

最高だ

この曲のイントロは天才じゃないかと思う。

イントロを聴くたびに「何かものすごいものが始まる感じ」がしてワクワクします。

 

ここでは英語の歌詞も全部日本語に訳したので、直訳感が多いですがご容赦を。

ディオニュソスは酒の神だと先ほど言葉の解説で書いたんですが、

イントロの歌詞からまさしくお酒を飲むシーンで始まります。

ここから始まるぞ...!!的な、強い歌詞で雰囲気を盛り上げます。

 

テュルソスにはブドウが巻き付けられているとあったので、ブドウが出てきたのかな。

あと、この部分の歌詞で「Dスタイル (D style)」が出てきたんですが、

このDDionysus(ディオニュソス)を指しているんでしょうか。

多分そうだと思ってます(笑) ディオニュソス・スタイル。まだ言及されてないですよね???

 

ここからはRM氏バース。

ただ酔う まるでディオニュソス

片手に盃、片手に持つテュルソス

透明なクリスタルグラスの中になみなみとある芸術

芸術も酒だよ、飲めば酔う愚か者

お前は扱い方を知らない

俺が見せてやる 俺は全く違うものを推進

アイビーと粗い木でできたマイク

絶対にたった一息で生まれる音なんてない

もう間違いなくディオニュソスそのものです。

この曲では、お酒=芸術だと冒頭で述べましたが、この部分でそれが良く分かると思います。

そして、バンタンにとっての芸術=音楽。

音楽の創作の苦痛と矜持が見えてくる歌詞だと思います。

 

「全く違うものを推進」の「違うもの」が何かは明確には分かりませんでしたが、

文脈から推測するに、芸術の扱い方も知らない人間とは違う、本気の芸術を見せてやる、というような意味だと考えています。

 

続く「アイビーと粗い木で出来たマイク」とは、テュルソスの事だと思います。

アイビー(ivy)とは、英語で植物のツタのことです。テュルソスにはツタやぶどうが巻き付けられているとありましたよね。

 

「Intro : Persona」の人が「Dionysus」になったストーリーなので、

パフォーマンスがあんなに神々しいんだろうか...

 

日が昇る時まで パーティーはどこだ?

眠りにつく時まで パーティーはどこだ?

歌え 歌え もう一度

飲め 飲め もう一度

俺たちは二度生まれる

この部分は、初めて聴いた時に「고민보다 Go(Go Go)」を思い出しました。

もしかしたら繋がってるのかもしれない。

そして、「二度生まれる」というのがこの後の歌詞にも何度か出てきます。

この曲のキーワードになっていると思うので、また後ほど触れますね。

 

ぐいっと飲み干せ (創作の苦痛)

一口 (時代の怒号)

ぐいっと飲み干せ (自己との疎通)

一口 (OK 俺は確実に準備ができてる)

さぁ、私のお気に入りの歌詞たちです。

音楽を作る「創作の苦痛」、

凄まじいスピードで進む時代と、激しい賛否両論を表すような「時代の怒号」、

創作の際には欠くことのできない「自己との疎通」、

まさに彼らの今を的確に写し取った言葉だと思います。

そして、それらを「飲み干す」というのは苦痛に対して、

覚悟を決めて進んでいくということだと解釈しました。

 

全部 飲め 飲め 飲め 飲め 俺の盃 ay

皆 落ちろ 落ちろ 落ちろ 狂った芸術家に

一杯 (一杯) 二杯 (二杯)

芸術に酔え、歌え『オンヘヤ』

 

全部 飲め 飲め 飲め 飲め 俺の盃 ay

皆 落ちろ 落ちろ 落ちろ 狂った芸術家に

一杯 (一杯) 二杯 (二杯)

ゴングを打ち、歌え『オンヘヤ』

サビの部分。

ここの「落ちろ」は、惚れろというようなニュアンスで落ちろと訳しました。

この曲の中では、「お酒=芸術=音楽」という式が成り立つので(数学か)、

「芸術家=バンタン」だと捉えることができます。

そして、狂った芸術家という強い言葉で、自分たちの音楽への情熱を表現していると思います。

 

盃 (啜る)、腕組み (傾ける)

テュルソス (掴む)、ブドウ (食べる)

雰囲気 (保て)、Dスタイル (思い切れ)

ここで (キメろ) 奪い取るぞ

最高だ

同じ歌詞なので割愛しますが、「ここの掛け声めっちゃ難しい」という独り言を挟んでおきます。

 

俺は今、世間の扉の前にいる

舞台に上がる時、聞こえる歓声

壊れて積み重ねられた俺のテュルソスが見えないのか?

今、俺は再び生まれるんだ、ようやく

「世間の扉の前」という言葉の解釈が難しいですね。

コンサート(舞台)の幕が上がる前の状況ともとれそうです。

続く歌詞は、テュルソスが壊れるほど、自分たちが努力しているんだという意味だと思いました。

 

そして、ここでも「再び生まれる」という言葉が出てきます。

冒頭の「二度生まれる」と同じ意味だと。このキーワードの意味は、曲の後半のSUGA氏バースで明らかになります。

 

夜が来れば ボソボソつぶやく

夜が来れば 転がり回る

スタジオを満たした 低音 低音 低音

ベースドラムはこんな風に ドム ドム ドム

ここはJ-HOPE氏のパート。彼らしい言葉選びで、リズムが楽しい部分です。

夜というのは、バンタンがパフォーマンスの練習をしたり、試行錯誤しながら曲の作業をしたりする時間の事だと思います。

 

日が昇る時まで パーティーはどこだ?

眠りにつく時まで パーティーはどこだ?

歌え 歌え もう一度

飲め 飲め もう一度

俺たちは二度生まれる

 

ぐいっと飲み干せ (創作の苦痛)

一口 (時代の怒号)

ぐいっと飲み干せ (自己との疎通)

一口 (OK 俺は確実に準備ができてる)

 

全部 飲め 飲め 飲め 飲め 俺の盃 ay

皆 落ちろ 落ちろ 落ちろ 狂った芸術家に

一杯 (一杯) 二杯 (二杯)

芸術に酔え、歌え『オンヘヤ』

 

全部 飲め 飲め 飲め 飲め 俺の盃 ay

皆 落ちろ 落ちろ 落ちろ 狂った芸術家に

一杯 (一杯) 二杯 (二杯)

ゴングを打ち、歌え『オンヘヤ』

 この部分は繰り返しのサビの部分なので割愛します。

 

さあ、SUGA氏のバースです。

俺たちが現れさえすれば

全世界どこでもスタジアムパーティー ay

Kpopアイドルとして生まれ

再び生まれ変わったアーティスト

再び生まれ変わったアーティスト

再び生まれ変わったアーティスト

俺がアイドルでも芸術家でも何が重要なんだ? 乾杯

芸術もこの程度なら過飲だろう、過飲 yeah

新記録は自己との闘いだろう、闘い yeah

祝杯を掲げて 一杯

でも俺は相変わらず喉が渇く

What

さあ。いよいよ「二度生まれる(再び生まれる)」という、

この曲のキーワードの意味が明らかになりました。

そう、「Kpopアイドルがアーティスト(芸術家)に生まれ変わる」という意味でした。

さらに、RM氏のビハインドにもあったように、「『Intro : Persona』で自分を探していた人が『Dionysus』に生まれ変わる」という2つの意味があると解釈しています。

 

そして、下線を引いた「乾杯(짠해/チャンへ)」という言葉にも2つの意味があります。

1つ目は、意訳と同じく「乾杯」という言葉。

2つ目は、짠하다(チャンハダ)という動詞の変化形の짠해(チャンへ)。

「胸(心)が痛い」という意味があります。

日本でもそういった視線があるかもしれませんが、アイドルとアーティストには差異があるような物言いの事かもしれません。

個人的には、彼らのように自分たちで音楽を作るアイドルはアーティストだと思うし、自ら作った音楽でなくとも、それらを表現すること自体が芸術であり、アーティストだと思いますが。そもそも、そういったカテゴライズに何の意味があるのかとも思う。

とは言っても、まだまだアイドルへの風当たりは強いし、そういう世間一般の視線と、アイドル、アーティスト(そしてラップラインはラッパー)としてのアイデンティティの葛藤で胸が痛いのかも知れないです。

 

その後の「芸術もこの程度なら過飲」という部分は、やりすぎなくらい芸術(=音楽)をやっている、努力をしているといったニュアンスで取りました。

「新記録は自己との闘い」というのは、数えきれない記録を打ち立ててきた彼らしか言えない、しびれる言葉ですね...1位を取り続ける難しさは計り知れないだろうな...

記録を取って、祝杯を何度あげても「相変わらず喉が渇く」というのは、現実に安住することなく、夢に向かって絶えず成長していく精神の現れだと思います。

ほんと竜虎相搏つ、強い者同士の激しい戦いのようなラップです。芸術だ。

 

次は歌詞にはないんですが、RM氏のセリフ部分です。

Are you ready for this?

Are you ready to get hyped up?

Come on

(訳)準備は出来てるか?

 アガる準備は出来てるか?

  来い!

get hyped upとは、〔沈んだ気分だった人が〕気分が高まる、テンションが上がる、興奮するという意味です*5。俗語なので、アガるという意訳にしてみました。

ラストのサビ前に、聴衆をより盛り上げるためのセリフですよね。

 

そして、ラストのサビ。

全部 飲め 飲め 飲め 飲め 俺の盃 ay

皆 落ちろ 落ちろ 落ちろ 狂った芸術家に

一杯 (一杯) 二杯 (二杯)

芸術に酔え、歌え『オンヘヤ』

 

全部 飲め 飲め 飲め 飲め 俺の盃 ay

皆 落ちろ 落ちろ 落ちろ 狂った芸術家に

一杯 (一杯) 二杯 (二杯)

ゴングを打ち、歌え『オンヘヤ』

 

盃 (啜る)、腕組み (傾ける)

テュルソス (掴む)、ブドウ (食べる)

雰囲気 (保て)、Dスタイル (思い切れ)

ここで (キメろ) 奪い取るぞ

最高だ

 

盃 (啜る)、腕組み (傾ける)

テュルソス (掴む)、ブドウ (食べる)

雰囲気 (保て)、Dスタイル (思い切れ)

ここで (キメろ) 奪い取るぞ

最高だ

 一曲駆け抜けました...!!!

この曲の疾走感はものすごいパワーをもたらしますよね。

パフォーマンスも圧巻ですし。

皆さん、MMA 2019(Melon Music Awards 2019)はご覧になりましたか?

www.youtube.com2019年11月30日に、韓国・コチョクスカイドームで行われた授賞式での

約37分のパフォーマンスなんですが、歴代級というか最高過ぎるステージです。

もう何度見たことか。そして見るたびに惚れます。

セットリストは下記。

01. Intro: Persona
02. 상남자(Boy In Luv, サンナムジャ)
03. 작은 것들을 위한 시(Boy With Luv, 小さなものたちのための詩)
04. 소우주 (Mikrokosmos, 小宇宙)
05. Dionysus

ペルソナから4曲、そして2014年の曲「상남자(Boy In Luv, サンナムジャ) 」。

「Boy In Luv」と「Boy With Luv」はパラレル・トラック(相似する曲)だと、4月の記事で書いたんですが、その2曲を続けて見れるなんて幸福すぎた...

4月に「Boy With Luv」のティーザー動画1の最後のポーズが「Boy In Luv」と同じだと話題になっていましたが、それを実際のパフォーマンスで見れるとは夢にも思っていませんでした。そして、「Intro : Persona」を見れる日がついに来たんだなと感慨深かったです。

このMMAのパフォーマンスも、ペルソナのアルバムのエッセンスを凝縮したものだと思います。そこに、昔の楽曲である「Boy In Luv」を取り入れることで、過去と現在のバンタンを表現したのかなと思います。

「Dionysus」の前のVCR(日本でいうVTR、映像の事)でも、「僕は未だに自分を探している、過去の自分は誰だったのか、現在の自分は誰なのか、未来の自分はどんな人間になっているのか」という問いがありました。

 

そして、2019年12月4日にナゴヤドームで行われたMAMA 2019(Mnet Asian Music Awards 2019)も昔の楽曲を取り入れたパフォーマンスでしたよね。

www.youtube.comパフォーマンス部分は動画の16分09秒~39分45秒の部分です。

セットリストは下記。

Map of the Soul : Journey to Myself (魂の地図:自分自身への旅)

Ⅰ . FUTURE MEETS PAST : CALLING (未来が過去に出会う:使命)

N.O

We Are Bulletproof Pt.2

Ⅱ. PAST MEETS PRESENT : WORLD (過去が今に出会う:世界)

작은 것들을 위한 시(Boy With Luv, 小さなものたちのための詩)

소우주 (Mikrokosmos, 小宇宙)

Ⅲ. FUTURE MEES PAST : ETERNAL JOURNEY (未来が過去に出会う:永遠の旅)

Dionysus

黒の太字になっている言葉はVCR中に出てきたテーマです。

バンタンのVCRは伏線があったりするから気が抜けないですね(笑) 

「過去・現在・未来」「自分を探す、自分自身への旅」が、2つの授賞式での大きなキーワードだったんじゃないかなと思います。ちなみに、2018年のMAMAの様に、次アルバムのスポが含まれていたかは分かりませんでした(笑)

そして、VCRや、ゲームのサウンドトラック「A Brand New Day」の歌詞、雑誌のインタビューなどから、「恐れを乗り越える」ことが、この1~2年での彼らの課題だったのかなと感じていたんですが、それを成し遂げたのではないのかなと勝手に想像しています。

「Lights」の歌詞のように、未来さえも乗り越えて、強く素敵に成長したんじゃないかなと思っています。

 

最後ほとんど授賞式のパフォーマンスの話になりましたね(笑)

それだけ印象が強く残っているみたいです。

 

以上で歌詞解釈・考察は終わりです。

お読みいただきありがとうございました。

 

あとがき ~V LIVEのファン字幕~

ついに!ミニ6集『MAP OF THE SOUL : PERSONA』の解釈(ほぼ感想)を書き終わりました。(何か月かかったんだ)

思い返せば、アルバムが出たのが4月で、「Intro: Persona」「Boy With Luv」の次にこの「Dionysus」を訳したと思うので...え...?半年以上もたってる...?(笑)

6月くらいから書いていた記事なので、妙に長くなりました。次からはもうちょっとスッキリした感じで書けたらいいなと思っています。

 

思い返せば、V LIVEの動画に字幕を付けるために、この曲はアルバムの中でも最初の方に訳したんですよね~。もし良かったらV LIVEの「'Dionysus' Dance Practice」のファン字幕の日本語をONにして見てみてください。

www.vlive.tv字幕用の歌詞とブログの歌詞は若干(英語の部分など)違うところもあります。

Dionysusの動画以外にも下記リンクの動画にファン字幕を付けたので、お時間あれば楽しんでみてください。

V LIVE - BTS (방탄소년단) '작은 것들을 위한 시 (Boy With Luv)' Dance Practice

V LIVE - BTS (방탄소년단) 'Make It Right (feat. Lauv)' Official MV

V LIVE - BTS (방탄소년단) 'Make It Right' Official MV (Vertical ver.)

動画の字幕(Subtitles)を選択するところで、

「日本語 - ファン字幕 PurpleCrystal」か「日本語 Fan. PurpleCrystal」とあれば筆者が付けたファン字幕です。

ファン字幕(Fansubs)が20か国語以上付いている動画もあって、グローバルさを実感しますね。

ちなみに、PurpleCrystalというものがV LIVE(V Fansubs)での現在のニックネームです。めっちゃ余談ですけど、Twitterのユーザー名(@から始まるやつ)と揃えたかったんですが、重複してたみたいでできなかったんですよね。ブログでの名前も、なにかと統一感がなくて残念ですが。

 

さぁさぁ、もう記事終わりますよ!(笑)

すでにカムバック(次のアルバム)の話がちらほらと聞こえてきていますね。

次アルバムはどんな曲で始まるんだろうか、

何曲収録されるんだろうか、

MVはどんな感じなのか、

ソロ曲やユニット曲、ボーカル・ラップラインの曲はあるのか、

フル(正規)アルバムなのかミニアルバムなのか、

CDジャケットの色は何色なのか(赤色とか?)などなど...楽しみと期待が尽きることがありません。

 

バンタンのファンになれた2019年、人生の転機になるほど最高でした。

 

スクロールお疲れ様でした。

お読みいただきありがとうございました。

 

 

おまけ

TwitterにUPした日本語意訳の画像です。

f:id:goodtobebad:20191221162427j:plain

 

안녕!