防弾少年団/BTS 新たな旅のはじまり『MAP OF THE SOUL : PERSONA』~新アルバムの感想 & ちょっとした考察~
여러분, 안녕하십니까?
ついに『MAP OF THE SOUL : PERSONA』の
アルバム音源と、
「작은 것들을 위한 시 (Boy With Luv) feat. Halsey」
フルMVが公開されましたね...!!!!!!! 最高...
前回の記事はMVの1つ目のティーザー動画で終わってますが、
アルバム音源解禁、V LIVEカムバック生放送、アメリカの音楽番組(SNL)出演、
YouTubeでの「Boy With Luv」MV1億回再生の最速記録...
ついて行くので必死なくらい充実した日々です。記事を更新するタイミングを失った(笑)
今年ファンになったので初めてのカムバックなんですが、
ほんとに潤沢なコンテンツの供給で、幸福感につつまれております。
日本語訳もしたいですが、かなり時間がかかるので、
今回はMVとアルバムの感想を、ただただ書き連ねる記事です(笑)
RM氏ソロ曲「Persona」のトレーラーの考察記事と、
「작은 것들을 위한 시 (Boy With Luv) feat. Halsey」のティーザー考察記事を
このブロクの中では沢山ご覧になってくださっているようで、嬉し恥ずかし…
ありがとうございます。考察といっても、ただの感想なので、
暇つぶしにでも読み流していただければ幸いです。
目次
- BTS (방탄소년단) '작은 것들을 위한 시 (Boy With Luv) feat. Halsey' Official MV 感想と考察
- 新アルバム『MAP OF THE SOUL : PERSONA』感想と考察
- あとがき ~コンセプトフォト~
BTS (방탄소년단) '작은 것들을 위한 시 (Boy With Luv) feat. Halsey' Official MV 感想と考察
↓まずはフルで公開されたタイトル曲のMVを。
それにしても、なんというか、
どこまで輝きを増していくのだろうか...??
メンバーの魅力が恐ろしい威力で増しているよ...???
ティーザー動画公開以降ずっと、全メンバーに心奪われているんですが(本望)。
爽やかさに磨きがかかり、よりメンバーたちの自信や矜持が溢れでているMV。
1つ先の段階に進んだバンタンが見れたような気がします。
この超ピンクの衣装や、原色のセットを物にできる凄さ。
眩しいくらいのカッコよさ...
あと、今回のMVは、ダークさや難しい感じより、考えこみすぎず楽しめる感じです。
考察といっても、このアルバム名のネオンサインを探して楽しむ感じ?(笑)
向かって左には、
『Answer』『Her』『DARK & WILD』『YOU NEVER WALK ALONE』、
『YOUNG FOREVER』『2 COOL 4 SKOOL』、『O!RUL8,2?』。
向かって右には、
『Skool Luv Affair』『花様年華』『LOVE YOURSELF』『WINGS』『PERSONA』。
...『Tear』がちょっと見えないのと、
向かって右の一番手前にある赤色の『Sha______』は、もしや『Shadow』で、
次のアルバムかなと思ったり。
「Intro : Persona」のトレーラー動画で、教室のセットの落書きに
Persona・Shadow・EGOの文字があったので。
「不幸はもう終わった」というようなメッセージが込められていると、
V LIVEのカムバックスペシャルで語られていました。
うん、やっぱり明るい内容で良かった。
曲の感想は次の章にまとめますが、
フィーチャリングのホールジーさんの声もアクセントになっていて、名曲です...
新アルバム『MAP OF THE SOUL : PERSONA』感想と考察
前回のLOVE YOURSELF シリーズ(連作)のテーマが
「自分を愛することが本当の愛の始まり」でした。
今回から始まるMAP OF THE SOULシリーズ(連作)のテーマは、
「君について知りたい」がテーマ。
タイトル曲「Boy With Luv」は、「すべてが気になるんだ」という歌詞で始まります。
そうだ、前回の記事でミニアルバムかどうか不明でしたが、ミニアルバムでした。
6枚目のミニアルバム。6th Mini Album、ミニ6集です。
以前作った、「アルバム・シリーズまとめ表」を更新したので、貼っておきます。
「ミニ○集」というアルバムの種類表記を増やしました。
V LIVEのカムバックスペシャルで、少しビハインドがあったので、
そちらの内容も盛り込んでおきます。
www.vlive.tv↑リンクです。「꿀」は基本の意味は蜂蜜や蜜ですが、単語の前につくと、
「最高、めっちゃ(いい)、美味しい」といった意味になる、若者言葉らしい。
「クル」という発音で、クの発音が強め。
バンタンの「꿀FM 06.13」は、ラジオ風の番組。YouTubeにも動画があります。
「06.13」はデビュー日をラジオの周波数っぽく記しています。
まだ日本語訳が出来ていないので、ただの感想なんですが(笑)
V LIVEのビハインドや、ビルボード・ジャパンのニュース記事*1と共に、
個人的なアルバムのファースト・インプレッションと簡単な考察、感想を
覚え書きしておこうかと思います。
アルバムの全体的な雰囲気は、明るい印象。
新しいシリーズの始まりなのでLOVE YOURSELFの『承 'Her'』のアルバムの
雰囲気に近いような。
それぞれの曲の感想を、前回の記事のトラックリスト考察も交えて書いていきます。
『MAP OF THE SOUL : PERSONA』Tracklist
- Intro : Persona
- 작은 것들을 위한 시 (Boy With Luv) feat. Halsey
- 소우주 (Mikrokosmos)
- Make It Right
- HOME
- Jamais Vu
- Dionysys
1曲目の「Intro : Persona」は、
トレーラー動画でフルバージョンが公開されている、RM氏ソロ曲。
約4年半ぶりにアルバムのイントロを担当されています。
Persona(ペルソナ)は、ユング心理学で仮面のこと。
「Skool Luv Affair」のビートをサンプリングして作られた曲です。
ラップが曲のほとんどを占める曲で、
「自分はいったい誰なのか」という問いかけで始まります。
MAP OF THE SOULシリーズのイントロとして、
「お前のSOULはどこだ」という問いかけもあります。
世界的スターとしての環境や葛藤、人々の見る自分、
この仕事をする理由などが語られた後、ラスト20秒の英語詞でほんとに感動する。
世界的スター、カリスマであり、一人の人間であることが、
完全に表現されていて、本当にすごい曲だと思います。名曲です。
2曲目、タイトル曲の「작은 것들을 위한 시 (Boy With Luv) feat. Halsey」。
チャグン ゴッドゥルル ウィハン シ。小さなものたちのための詩。
「君への関心と愛、小さくて素朴な愛の楽しさ」という内容。
「상남자 (Boy In Luv, サンナムジャ)」と繋がるのか?と前の記事で書きましたが、
ビルボードの記事によると、パラレル・トラックらしい。
ホールジーをフィーチャーした「Boy With Luv」は、2014年のシングル「Boy In Luv」のパラレル・トラックで、「Boy In Luv」は若い恋がテーマだったが、「Boy With Luv feat. Halsey」では、“真の強さと愛は、人生で最もささいなことから喜びを見いだすことで得られる”という内容だ*2。
パラレルは、平行や、二つの事柄が交わらずに存在するといった意味らしいので、
「繋がる」わけではなく、「相似する」曲の様ですね。
この曲のフルMVが公開された4月12日の18:00、もう1時間くらい前からずっと
そわそわして、無駄に部屋の掃除をしたりしていました(笑)
初見の感想は、新鮮、さわやか、透明感...!!!
ティーザー動画で想像を膨らませまくっていたのですが、余裕で超えてきました。
ボーカルラインとラップラインそれぞれの魅せ方や、表現力の進化など、
常に高みを目指すところが素敵です。
何回みても幸せな気分になれる。
3曲目、「소우주 (Mikrokosmos) 」。
「소우주 (ソウジュ)」を漢字にすると「小宇宙」。
Mikrokosmosはドイツ語表記なので、英語表記にするとMicrocosmus。
ミクロコスモス
マクロコスモスmacrocosmusの対概念で,大きな世界(大宇宙)に対応する小さな世界(小宇宙),すなわち人間を指す。
世界大百科事典 第2版より*3
「人間」という壮大なテーマを、どう表現するのか気になっていましたが、
イントロの美しいメロディーで名曲だと思いました。
これまでの曲になかったタイプのメロディーだそうです。
個人的に、ちょっと銀河とか宇宙を感じるようなメロディー。
早起きが究極に苦手なんですが、アルバムをフルで聴くために、
いつもより30分早く起きれてしまう自分が不思議です(笑) ...愛?
余談ですが、V LIVEで、
「ソウジュ(小宇宙)」の発音が「ソジュ(焼酎)」に聞こえるくだりに笑いました(笑)
4曲目、「Make It Right」。
アルバム解禁直前にエド・シーラン氏とのコラボだと発表された曲。
去年末に、SUGA氏のツイートでコラボ作業中な事を教えてくれていましたが、
続報がなくて、いつ発表されるのかと気になってました。
↓こちらがそのツイート。画像は音楽制作ソフトの画面。
hmm... this is for you @edsheeran #SUGA pic.twitter.com/QVKy3TaAVh
— 방탄소년단 (@BTS_twt) December 5, 2018
ビルボードの記事によると、「繊細な」曲だそう。
「Make It Right」は「やり直す」といった意味で捉えています。
訳している途中なんですが、よりを戻したい気持ちを歌っている曲だと考察中。
切なさと未練を歌った曲が好きなので、訳す前から直感で好きだったのかも(笑)
特徴的な管楽器のイントロが、ずっと頭の中をループしています。
この曲、メンバーのちょっと大人っぽい歌声の表現が最高です...
アルバムを初めて聴く時は、最初から最後まで通して聴くんですが、
最後まで聴き終わって、すぐこの曲に戻りました。
だって超絶好みな歌声(2回目)...
特にお気に入りな2か所を上げると、
1つ目は、1分21秒からのJ-HOPE氏バース。
切なげな声の表現が素晴らしすぎる...歌詞もね...
今、訳しているんですが、かなり良いです。
「고엽 (コヨプ, 枯葉)」のバースの切なさをちょっと思い出した。
2つ目は、2分52秒からのSUGA氏バース。
もう、配信でお聴きになった方はお分かりかもしれませんが、
バース全体の声のトーンと、
最後の「알아 (アラ, 分かってる)」でとどめを刺されました。はい。
ここ以外にも、個人的に好きな言葉がいっぱい出てきて、リピートしまくっています。
「여전히 (ヨジョニ, 依然として/今も)」、「향기 (ヒャンギ, 香り)」、
「아름다운 (アルムダウン, [連体形]美しい)」、
「바다 (パダ, 海)」「사막 (サマク, 砂漠)」...私の推しの単語シリーズ(笑)
V LIVEで、RM氏がとても美しく歌詞を書いて下さったとあったので、
ビハインドを楽しみにしています。
今回のアルバムは、メンバーそれぞれが自分の魅力を理解して、
より高みにいっている気がするので、キリングパートだらけです。気を付けて!?(笑)
5曲目、「HOME」。
「家、住まい、ふるさと、家庭、本拠地」といった意味。
曲名からは暖かそうな、アンプラグド的な曲を想像してましたが、
アルバムの中では低めのトーンで、ビートがお洒落で、この曲も大好きです...
ビルボードの記事によると、
「BTSにとってファンのいるところが心の拠り所であるA.R.M.Y.との関係」
について触れた曲だそう。
V LIVEでは、アーミーたちへの感謝を表した曲とおっしゃっていました。
RM氏のバースのリズムがまず最高で、
サビの「Mi Casa」「feel rich」「Switch」で完全にハマった。抜け出せない。
Mi Casa(ミ カーサ)はスペイン語で私の家です。英語にするとMy House。
あと、SUGA氏バースに「big house, big cars, big rings」という歌詞が出てきて、
デビュー曲「No More Dream」だ...!!!ってなりました。
V LIVEで、ラップがすごく上手くできたとおっしゃってました。
ホントこの曲クセになる...
6曲目、「Jamais Vu」。ジャメビュ。
フランス語で心理学においての未視感、未視体験のこと。
ジャメ‐ビュ【(フランス)jamais vu】
日常見なれたものを初めて見たと感じる体験*4。
よく聞くデジャビュの反対語です。
デジャ‐ビュ【(フランス)déjà-vu】
一度も経験したことがないのに、すでにどこかで経験したことがあるように感じること。既視感*5。
JIN氏・J-HOPE氏・JUNG KOOK氏という新鮮な組み合わせの曲。
本当に美しい歌だと思います。
繰り返し出てくる「Remedy (レメディー)」という言葉は、
名詞だと「治療(法)、救済策、改善(法)」という意味だそう。
V LIVEを見るに、原題は「Remedy」だったのかな?
J-HOPE氏のラップは5回以上修正を重ねたそう。
3人のボーカルの魅力が輝いている曲。
明るい歌詞の内容ではないですが、「Save me」→「I'm fine」のように、
傷付きながらも、成長してきた主人公が見えた。
ゆっくり解釈したい曲。
早くアルバム届いてくれ...
最後の7曲目、「Dionysys」。ディオニソス!
なんだか神様っぽい名前ですね。正解。
ディオニュソス、ディオニューソスは、ギリシア神話に登場する豊穣とブドウ酒と酩酊の神である*6。
別名に、酒の神であるBacchus(バッカスもしくはバッコス)がある。
コンセプトフォトにブドウやワインが小道具としてありましたね。
ギリシャ神話の神の名前を冠しているので、神秘的かつ文学的な曲なのかな?と
想像してましたが、やはり余裕で想像を超えてきました(笑)
イントロ流れた瞬間「はい来た~~~!好きなやつ~~~!!」ってなりました(笑)
バンタンが久しぶりに見せるオールドスクール・ヒップホップ曲です。
盛り上がるしかない曲。
ソングライティングの半分をJ-HOPE氏が担当されたそうです。
メロディーが20回以上変更されるほど大変だったらしい。
3分27秒あたりの叫び声の主はJIN氏なんですが、
V LIVEのエピソードで、
会社から帰ろうとしていたJIN氏を、プロデューサーのPdogg氏が捕まえ、
シャウトではなく「悲鳴」を上げてくれという流れで出来たそう(笑)
曲を聴くたびにこのエピソードがよぎる(笑)
「マショ マショ マショ マショ」が頭から離れない...
「마셔 (マショ)」はため口(パンマル)で「飲む」という意味。
英語に訳すと「Drink it!」になったので、「飲め! 飲め!」のような感じかな。
「Dionysus」と、「Boy With Luv」「Make It Right」の3曲は、
ペンカフェで発売日に応援法がアップされていました。
早くパフォーマンスが見たい。
そして、
早く私の『MAP OF THE SOUL : PERSONA』が届いてほしい(笑)
何気に輸入盤のCD買うの初めてなんじゃないかな。
以上!
お読みいただきありがとうございました。
あとがき ~コンセプトフォト~
コンセプトフォトに、身だしなみを整え、出掛ける準備をする写真がありましたよね。
写真が発表されたときは、どういう意図なんだろう?と考えていたんですが。
ふと思いついたのは、新しいアルバムで、新しい旅が始まるから、
その準備をしているメンバー...という可能性。
花様年華のウェブマンガが4月11日に最終回を迎え、
その翌日の12日に新アルバムがリリース。
まさに新たな旅のはじまりが『MAP OF THE SOUL : PERSONA』だと思います。
今回の記事は初見というか、新曲を聴いてすぐの感想と考察。
これから時間をかけて聴いていくうちに、新しい発見や、
思い出が曲に記憶されていくので、どんどん好きになっていく。保証する(笑)
アルバムの時間が全部で約27分なんですが、
絶妙な時間と曲の構成なので、シャッフルせずにずっと聴ける...
アルバムをエンドレスリピートしていて、まったく何も手につかない(笑)
この世で一番好きな言葉である新曲に浸れる時間がなにより幸せです。
スクロールお疲れ様でした。
お読みいただきありがとうございました。