Monologe for IDOL

~突然K-POP男性アイドル(BTS)沼にも落ちた話~

防弾少年団/BTS 「소우주 (Mikrokosmos)」~日本語訳・ルビ・ビハインド・解釈・考察~

여러분 안녕하십니까?

 

お久しぶりです。

LOVE YOURSELF: SPEAK YOURSELF】ワールド・ツアーが始まっておりますね。

隙あらばTwitterに張り付いてます(笑)

そして...!!

日本オリジナル曲「Lights」の発売が決まりました...!!

しかも、「Lights」のミュージックビデオと、

「Boy With Luv」と「IDOL」のJapanese ver.まであるとは...

素直に嬉しすぎます。ありがとうございます。

 

私はというと、「Boy With Luv」の記事からかなり感覚が開いたような気もしますが、

マイペースに『MAP OF THE SOUL : PERSONA』の日本語訳を続けております。

 

今回は「소우주 (Mikrokosmos)」の日本語訳とルビ、ビハインド、解釈・考察(=感想)です。

 

「소우주 (ソウジュ)」は、日本語にすると「小宇宙」。

漢字由来の言葉(漢字語)なので音が似ていますね。

 

いつものことですが、日本語訳は個人的な意訳で、ルビは聞こえた音を書いています。

韓国語初心者なので、あくまで参考までに、日本語の意訳を楽しんでください。

 

目次

 

「소우주 (Mikrokosmos)」~日本語訳・ルビ~

YouTubeの公式音源です。

www.youtube.com

Produced by Arcades, Matty Thomson, Max Lynedoch Graham, Marcus McCoan, Ryan Lawrie, James F Reynolds, RM, SUGA, j-hope, "DJ Swivel" Young, Candace Nicole Sora, Melanie Joy Fontana, Michel "Lindgren" Schulz

 

パンッチャギヌン ビョルビッドゥル

반짝이는 별빛들

きらめく星の光たち

 

ッカムッパギヌン ブル キョジン ゴンムル

깜빡이는 불 켜진 건물

ゆらめく明かりともる建物

 

ウリン ビッナゴ イッネ

우린 빛나고 있네

僕たちは輝いている

 

カクッジャエ バン カクッジャエ ビョレソ

각자의 방 각자의 별에서

それぞれの部屋 それぞれの星から

 

 

オットン ビッジュン ヤマン

어떤 빛은 야망

ある光は野望

 

オットン ビッジュン バンファン

어떤 빛은 방황

ある光は彷徨い(さまよい)

 

サラムドゥレ ブルビットゥル

사람들의 불빛들

人々の明かりたち

 

モドゥ ソジュンハン ハナ

모두 소중한 하나

すべて重要なひとつ

 

 

オドゥウン バム (ウィロウォ マ)

어두운 밤 (외로워 마)

暗い夜 (寂しがらないで)

 

ピョルチョロム タ (ウリン ビッナ)

별처럼 다 (우린 빛나)

星のように皆 (僕たちは輝く)

 

サラジジ マ ックン チョンジェニッカ

사라지지 마 큰 존재니까

消えないで 大きい存在だから

 

レット アス シャイン

Let us shine

僕たちを輝かせて

 

 

オッチョム イ バメ ピョジョンイ イットロッ ット アルムダウン ゴン

어쩜 이 밤의 표정이 이토록 또 아름다운 건

もしかするとこの夜の表情がこんなにも美しいのは

 

チョ ビョルドゥルド ブルビット アニン ウリ ッテムニル ゴヤ

저 별들도 불빛도 아닌 우리 때문일 거야

あの星でも明かりでもなく僕たちのせいかもしれない

 

 

ユゥ ゴット ミー ナン ノルル ボミョ ックムル ックォ

You got me, 난 너를 보며 꿈을 꿔

君は僕を得た 僕は君を見れば夢を見る

 

アィ ゴット ユゥ チルッ カットン バムドゥル ソッ

I got you, 칠흑 같던 밤들 속

僕は君を得た 漆黒の様だった夜たちの中

 

ソロガ ボン ソロエ ピッ

서로가 본 서로의 빛

お互いが見るお互いの光

 

カトゥン マルル ハゴ イッソットン ゴヤ ウリン

같은 말을 하고 있었던 거야 우린

同じ話をしていたんだ、僕たちは

 

 

カジャン キップン バメ ト ビッナヌン ビョルピッ

가장 깊은 밤에 더 빛나는 별빛

最も深い夜に、さらに輝く星の光

 

カジャン キップン バメ ト ビッナヌン ビョルピッ

가장 깊은 밤에 더 빛나는 별빛

最も深い夜に、さらに輝く星の光

 

パミ キップルスロッ ト ビッナヌン ビョルピッ

밤이 깊을수록 더 빛나는 별빛

夜が深いほど、さらに輝く星の光

 

 

ハン サラメ ハナエ ヨクッサ

한 사람에 하나의 역사

一人にひとつの歴史

 

ハン サラメ ハナエ ビョル

한 사람에 하나의 별

一人にひとつの星

 

チルシプ オク ケエ ビチュロ ビッナヌン

70억 개의 빛으로 빛나는

70億個の光で輝く

 

チルシプ オク カジエ ワールド

70억 가지의 world

70億種類の世界

 

 

チルシプ オク カジエ サル ドシエ ヤキョンウン

70억 가지의 삶 도시의 야경은

70億種類の人生 都市の夜景は

 

オッチョミョン ット タルン ドシエ バム

어쩌면 또 다른 도시의 밤

もしかするとまた違う都市の夜

 

カッチャマネ ックム レット アス シャイン

각자만의 꿈 Let us shine

それぞれの夢 僕たちを輝かせて

 

ノン ヌグボダ パルッケ ビッナ ワン

넌 누구보다 밝게 빛나, one

君は誰よりも明るく輝く 一人

 

 

オッチョム イ バメ ピョジョンイ イットロッ ット アルムダウン ゴン オゥ

어쩜 이 밤의 표정이 이토록 또 아름다운 건 oh

もしかするとこの夜の表情がこんなにも美しいのは

 

チョ オドゥムド タルビット アニン ウリ ッテムニル ゴヤ

저 어둠도 달빛도 아닌우리 때문일 거야

あの闇でも月の光でもなく僕たちのせいかもしれない

 

 

ユゥ ゴット ミー ナン ノルル ボミョ ックムル ックォ

You got me, 난 너를 보며 꿈을 꿔

君は僕を得た 僕は君を見れば夢を見る

 

アィ ゴット ユゥ チルッ カットン バムドゥル ソッ

I got you, 칠흑 같던 밤들 속

僕は君を得た 漆黒の様だった夜たちの中

 

ソロガ ボン ソロエ ビッ

서로가 본 서로의 빛

お互いが見るお互いの光

 

カットゥン マルル ハゴ イッソットン ゴヤ ウリン

같은 말을 하고 있었던 거야 우린

同じ話をしていたんだ、僕たちは

 

 

カジャン キップン バメ ト ビッナヌン ビョルピッ

가장 깊은 밤에 더 빛나는 별빛

最も深い夜に、さらに輝く星の光

 

カジャン キップン バメ ト ビッナヌン ビョルピッ

가장 깊은 밤에 더 빛나는 별빛

最も深い夜に、さらに輝く星の光

 

パミ キプルスロッ ト ビッナヌン ビョルピッ

밤이 깊을수록 더 빛나는 별빛

夜が深いほど、さらに輝く星の光

 

 

トシエ プル イ トシエ ピョル

도시의 불, 이 도시의 별

都市の明かり、この都市の星

 

オリル チョッ オルリョボン バムハヌル ナン ットオルリョ

어릴 적 올려본 밤하늘을 난 떠올려

幼い時、見上げた夜空を思い出すよ

 

サラミラン プル サラミラン ピョルロ

사람이란 불, 사람이란 별로

人という明かり、人という星で

 

カドゥガン バロ イ ゴセソ ウィー シャイニン

가득한 바로 이 곳에서 we shinin’

満ちた、まさにこの場所から 僕たちは輝いている

 

 

ユゥ ゴット ミー ナン ノルル ボミョ スムル スゥィオ

You got me, 난 너를 보며 숨을 쉬어

君は僕を得た 僕は君を見れば息をする

 

アィ ゴット ユゥ チルッ カットン バムドゥル ソゲ

I got you, 칠흑 같던 밤들 속에

僕は君を得た 漆黒の様だった夜たちの中

 

 

シャイン ドリーム スマイル

Shine, dream, smile

輝き 夢 笑顔

 

オゥ レット アス ライト アップ ザ ナイト

Oh let us light up the night

僕たちにこの夜を明るくさせてよ

 

ウリン ウリデロ ビッナ

우린 우리대로 빛나

僕たちは僕たちのまま輝く

 

シャイン ドリーム スマイル

Shine, dream, smile

輝き 夢 笑顔

 

オゥ レット アス ライト アップ ザ ナイト

Oh let us light up the night

僕たちにこの夜を明るくさせてよ

 

ウリ ク チャチェロ ビッナ トゥナイト

우리 그 자체로 빛나 tonight

僕たち自身で輝く今夜

 

ナ ナ ナ ナ ナ ナ

Na na na na na na

ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ

Na na na na na na na

ナ ナ ナ ナ ナ ナ

Na na na na na na

ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ

Na na na na na na na na

 

ナ ナ ナ ナ ナ ナ 

Na na na na na na

ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ

Na na na na na na na

ナ ナ ナ ナ ナ ナ

Na na na na na na

ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ

Na na na na na na na na

 

 

「소우주 (Mikrokosmos)」~日本語訳のみ~

YouTubeの公式音源です。

www.youtube.com

きらめく星の光たち

ゆらめく明かりともる建物

僕たちは輝いている

それぞれの部屋 それぞれの星から

 

ある光は野望

ある光は彷徨い

人々の明かりたち

すべて重要なひとつ

 

暗い夜 (寂しがらないで)

星のように皆 (僕たちは輝く)

消えないで 大きい存在だから

僕たちを輝かせて

 

もしかするとこの夜の表情がこんなにも美しいのは

あの星でも明かりでもなく僕たちのせいかもしれない

 

君は僕を得た 僕は君を見れば夢を見る

僕は君を得た 漆黒の様だった夜たちの中

お互いが見るお互いの光

同じ話をしていたんだ、僕たちは

 

最も深い夜に、さらに輝く星の光

最も深い夜に、さらに輝く星の光

夜が深いほど、さらに輝く星の光

 

一人にひとつの歴史

一人にひとつの星

70億個の光で輝く

70億種類の世界

 

70億種類の人生 都市の夜景は

もしかするとまた違う都市の夜

それぞれの夢 僕たちを輝かせて

君は誰よりも明るく輝く 一人

 

もしかするとこの夜の表情がこんなにも美しいのは

あの闇でも月の光でもなく僕たちのせいかもしれない

 

君は僕を得た 僕は君を見れば夢を見る

僕は君を得た 漆黒の様だった夜たちの中

お互いが見るお互いの光

同じ話をしていたんだ、僕たちは

 

最も深い夜に、さらに輝く星の光

最も深い夜に、さらに輝く星の光

夜が深いほど、さらに輝く星の光

 

都市の明かり、この都市の星

幼い時、見上げた夜空を思い出すよ

人という明かり、人という星で満ちた

まさにこの場所から 僕たちは輝いている

 

君は僕を得た 僕は君を見れば息をする

僕は君を得た 漆黒の様だった夜たちの中

 

輝き 夢 笑顔

僕たちにこの夜を明るくさせてよ

僕たちは僕たちのまま輝く

 

輝き 夢 笑顔

僕たちにこの夜を明るくさせてよ

僕たち自身で輝く今夜

 

 

「소우주 (Mikrokosmos)」~ビハインド文字起こし~

V LIVEで無料で見ることが出来るビハインド(制作秘話)です。

バンタンのアルバムが発売された際には、

リーダーのRM氏がビハインドを話してくださいます。

↓リンクです。

www.vlive.tv

「소우주 (Mikrokosmos)」は、動画の30分36秒~35分23秒です。

文字起こしは要約です。まぁまぁ長いですが(笑)

 

・コンサートで一番輝く曲
イントロから凄くいい。コンサートでやる機会があれば、一番輝くんじゃないかと思います。サビの「You got me」「I got you」で合唱する瞬間、君がバンタンで、僕がARMYという感じで。

 

・タイトル(曲名)
元々は、「Mikrokosmos」だけで行くところでした。
でも、メンバーたちの意見で「소우주 (ソウジュ:小宇宙)」というハングルのタイトルが生まれたんですが、すごくよかったと思います。

 

・曲の1分31秒あたりの「Rkive (アールカイブ)」←イヤホンなら右から聞こえます。
僕のラップパートを聞いていただければわかると思いますが、僕が「アールカイブ(Rkive)」というサウンドを楽しく入れました。

 

・「Hey!」を入れたかった
正直、僕が一番残念な部分が何かというと、忙しなく各自作業してレコーディングしたので、サビ前に「Hey!」の合唱を入れることができませんでした。これを入れようって言おう、言おうって思っていて、うっかり忘れてしまったんです。でも、このミックスが全て進んでしまって…あ~、残念だ。これから、この曲をお聞きになる度に、自主的に「Hey!」を必ず入れてください。分かりましたか?(笑)

 

・気に入っている歌詞
僕が、この曲で一番好きな歌詞は「最も深い夜に、さらに輝く星の光」です。これは本当によくやったと思います。すみません(笑)
それと、サビの最後の「우린(ウリン)」は、「우린 (ウリン:僕たちは)」の発音を活かすと、歌詞がよく聞こえて、意味がもっと生かされるんじゃないかと思って、これにしました。

 

・曲の世界観
この曲は、すべてが一つの宇宙だという話です。君も一つの小さな宇宙。
家に帰る時、外でイヤホンをしながら歌詞を書いていて。人の体がレントゲンのように透過されて、人体の組織が星座のように輝く...そんなビジュアルを想像しながら書きました。なので、実際に収録曲の中でも反応が一番いい歌だと思うし、本当に色々と良い曲だと思います。

 

・「소우주 (ソウジュ:小宇宙)」と「소주 (ソジュ:焼酎)」...笑

これはただの冗談ですが、メンバー同士「ソウジュ (小宇宙)」というたびに、「ソジュ ハンジャン~! (焼酎一杯~!)」って言いながら…「ソジュ (焼酎)」…はい、次の曲(笑)

 

 

「소우주 (Mikrokosmos)」~歌詞解釈・考察~

メロディーも、歌詞も、本当に美しい曲。

ビハインドでほとんど解説があったので、ここでは感想を長々と(笑)

人の体がレントゲンのように透過されて、人体の組織が星座のように輝く...そんなビジュアルを想像しながら書きました。(RM氏ビハインドより抜粋)

どうしたら、そんな素晴らしい想像が出てくるんでしょうか...??(笑)

LOVE YOURSELFのRM氏ソロ曲「Love」の時も思ったんですが、

作詞の才能、着眼点が素晴らしすぎる。尊敬しております。

韓国語でも英語でも最強だと思う。いや~、ほんとにすごい方だ。

英語詞だと、スティーブ・アオキ氏とコラボした「Waste it on me」がおすすめ。

...というか、ひたすらに私の好み(笑) アルバムの日本語訳が終わったら記事にしようかな?

 

ちなみに、曲名の「Mikrokosmos (ミクロコスモス)」はドイツ語表記。

英語表記にすると「Microcosmus (マイクロコスモス)」になります。

言葉の意味を、自分の過去の記事から貼り付けておきます(笑)

ミクロコスモス

マクロコスモスmacrocosmusの対概念で、大きな世界(大宇宙)に対応する小さな世界(小宇宙)、すなわち人間を指す。

世界大百科事典 第2版より

 

さぁ、歌詞本編へ行きますね。

導入部分から。

きらめく星の光たち

ゆらめく明かりともる建物

僕たちは輝いている

それぞれの部屋 それぞれの星から

ミクロコスモスは宇宙に対する人間のことなので、人々の暮らす都市の夜景を

宇宙に例え、人々が住む部屋を星と比喩しています。ロマンティック。

飛行機から見える夜景も、宇宙みたいに見えますよね。

 

ある光は野望

ある光は彷徨い (さまよい)

人々の明かりたち

すべて重要なひとつ

 野望や彷徨いという、人間臭さのある光もひっくるめて、

すべてが重要な、大切なひとつ。

彷徨い(さまよい)と訳しましたが、ここも漢字語なので彷徨(ほうこう)と読み替えても。

でも彷徨(ほうこう)って普段あまり使わないですよね...

どちらも意味は同じに取れるのでお好きな方で読み替えてください。

 

暗い夜 (寂しがらないで)

星のように皆 (僕たちは輝く)

消えないで 大きい存在だから

僕たちを輝かせて

「消えないで 大きい存在だから」という、慈しむような歌詞にはいつも癒される。 

 これまでの曲でも、「Paradise 낙원:ナグォン:楽園」の

「We deserve a life (僕たちは生きるに値する)」という歌詞や、

「Not Today」「Magic Shop」などの歌詞の世界観にも表れてますよね。

 

もしかするとこの夜の表情がこんなにも美しいのは

あの星でも明かりでもなく僕たちのせいかもしれない

いやもう、本当に歌詞の美しさが凄い。

自分の意訳で伝わってない気がするから、各自韓国語から訳してみて?(笑)

個人的には、「この夜」が、コンサートの風景と重なります。

バンタンはもちろん輝いてるし、ARMYも輝いてる。

そして、アミボム(ペンライト)の海って、本当に宇宙や銀河みたいで美しいよね...

映像でしか見たこと無いけど...いつか必ずこの目で見たい。

 

ここからはサビです。

君は僕を得た 僕は君を見れば夢を見る

僕は君を得た 漆黒の様だった夜たちの中

お互いが見るお互いの光

同じ話をしていたんだ、僕たちは

 「You got me」「I got you」の訳は、あくまでニュアンスです。

「君がバンタンで、僕がARMYという感じ」とビハインドでおっしゃっていたので、

「お互いが見つけた・出会った」という意味での「得た」というニュアンスです。

 

...「君を見れば夢を見る」...美しすぎて泣ける。 

ARMYからみたバンタンはもちろん光だけど、バンタンから見るとARMYも光なんだ。

 

「同じ話をしていたんだ、僕たち」の部分の解釈は、

今回のSpeak Yourself Tour、アメリカ、ロサンゼルス、ローズボール公演での

RM氏のエンディングコメントを引用します。

皆さんがどこから来ても、何を話しても、何歳でも、

ここRose bowlで、今夜、僕たちはひとつです。

僕たちは同じことを話します。

僕たちは同じ声で話します。

僕たちは同じ言語で話します。

それが「Community (コミュニティ:共有・一体感・共同体)」です。

同じ言語で話し続けましょう。

※2019/05/06 Speak Yourself Tour @L.A. Rose Bowl RM氏コメントより抜粋・意訳*1

「Community」という同じ言語で、同じ話をしているということなんです。

このエンディングコメント、本当に感動しました。

上記は抜粋なので、全文はあとがきに書きます。

 

 最も深い夜に、さらに輝く星の光

最も深い夜に、さらに輝く星の光

夜が深いほど、さらに輝く星の光

ここも、本当に美しい歌詞。

暗いほど光は輝く。

 

続いて、RM氏バース。

1分31秒あたりに、「アールカイブ(Rkive)」のシグネチャーが入っています。

一人にひとつの歴史

一人にひとつの星

70億個の光で輝く

70億種類の世界

 70億というのは、現在の世界の人口。

それぞれが歴史をもっていて、それぞれが輝く。

 

 SUGA氏バース。

70億種類の人生 都市の夜景は

もしかするとまた違う都市の夜

それぞれの夢 僕たちを輝かせて

君は誰よりも明るく輝く 一人

 RM氏バースと繋がっているので、「70億」という共通する歌詞があります。

「都市の夜景はもしかするとまた違う都市の夜」...詩的な表現で、

これだっていう確信がないですが、夜景と夜の対比かな...

夜だけだったら明かりがないイメージで、夜景は光り輝くイメージ。

別の解釈があったら教えてください...

続く歌詞はもう解釈しないでも、そのまま受け取ってください(笑)

「One」は、歌詞の流れから「一人」にしました。


 もしかするとこの夜の表情がこんなにも美しいのは

あの闇でも月の光でもなく僕たちのせいかもしれない

 サビ前のパート。

一番と歌詞が少し変わっています。一番は「星たちと明かり」でしたが、

二番は「闇と月の光」に。

 

ここからはサビ。

君は僕を得た 僕は君を見れば夢を見る

僕は君を得た 漆黒の様だった夜たちの中

お互いが見るお互いの光

同じ話をしていたんだ、僕たちは

 

最も深い夜に、さらに輝く星の光

最も深い夜に、さらに輝く星の光

夜が深いほど、さらに輝く星の光

繰り返しの歌詞。

ただの「黒」ではなく「漆黒」なのがちょっと気になる。

 

さぁ、ここはブリッジ...大サビとも言うかな?

都市の明かり、この都市の星

幼い時、見上げた夜空を思い出すよ

人という明かり、人という星で満ちた

まさにこの場所から 僕たちは輝いている

「幼い時に見上げた夜空」ってもうロマンティックの極みな気がする。

「まさにこの場所」は、コンサート会場だったり、

それぞれが暮らす街でもあると思います。

 

最後のサビへ。

君は僕を得た 僕は君を見れば息をする

僕は君を得た 漆黒の様だった夜たちの中

 

輝き 夢 笑顔

僕たちにこの夜を明るくさせてよ

僕たちは僕たちのまま輝く

 

輝き 夢 笑顔

僕たちにこの夜を明るくさせてよ

僕たち自身で輝く今夜

Na na na na na na ~

 サビの「君を見れば夢を見る」が、「君を見れば息をする」になっています。

ARMYがバンタンの「理由」っていう言葉を思い出す。

僕たちのまま、僕たち自身が輝いて、夜を明るくする今夜。

 

この曲の一貫するメッセージが、「僕たちは輝いている」。

7月3日に発売される、日本オリジナル曲の「Lights」には、

「僕らはいつでも音で繋がることができる、そして目を閉じればいつも互いの光を見ることができる」というメッセージが込められているそうです*2

有機的な作品作りがバンタンの音楽の最大の魅力です...新曲楽しみ...

 

以上で歌詞の解釈・解説(=感想)は終わりです。

是非、この曲の歌詞とメロディーの美しさに酔いしれてください。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

あとがき~2019/05/06 L.A. Rose bowl RM氏エンディングコメント全文と日本語訳~

解釈のコーナーで書いた、RM氏のエンディング・コメントをあとがきにします。

本文で抜粋した部分も含めて、日本語訳をしてみました。

一部歓声で聞き取れなかった部分もありますが、参考までに。

英語参照:https://www.koreaboo.com/stories/bts-rm-ending-ment-rose-bowl-concert-speech/

2019/05/06 BTS Speak Yourself Tour in L.A. Rose Bowl

RM’s Ending Speech

 

I doo't know what to say...

Yesterday and tonight were the best, best, best kick-offs I ever had on a tour.

 

From 2013, in six years, we had many memories.

We were RM, J-Hope, Jimin, Jung Kook, Jin, V, Suga.

K-Pop. We were seven boys from Korea. All just Koreans. Idols, artists…

 

And you guys, your names were...

You guys were our school.

You guys were our dream.

You guys were our happiness.

You guys were our wings.

You guys were our cosmos.

You guys were our light to our nights.

You guys were our the most beautiful moment in life.

 

I love all the names you had, but tonight, in this moment, let’s just forget it.

Let’s just call us, call each other, you know?

 

We’re just BTS, and you’re ARMY.

And, at the same time, you guys are BTS and we’re your ARMY.

 

Wherever you’re from, whatever you speak, however old you are, in this Rose Bowl, tonight we are one.

We speak the same thing.

We speak the same voice.

We speak the same language.

This is community, what we call community.

 

I love you. Thank you so much.

We will never forget all of you — all your stories, ARMY.

 

Let’s keep speaking the same language.

 

[日本語意訳]

何といえばいいのか分かりません…

昨日と今日は、これまでで最高の、最高の、最高のツアー初日でした。

 

2013年から6年間、僕たちには、たくさんの思い出があります。

僕たちは、RM、J-HOPE、JIMIN、JUNG KOOK、JIN、V、SUGAです。

僕たちは韓国から来た、韓国人だけの、7人の少年です。

K-Popアイドル、アーティストなど(色々な名前で呼ばれました)...

 

そして、皆さんたち、皆さんの名前は…

皆さんたちは僕たちの「学校」でした。

皆さんたちは僕たちの「夢」でした。

皆さんたちは僕たちの「幸せ」でした。

皆さんたちは僕たちの「翼」でした。

皆さんたちは僕たちの「宇宙」でした。

皆さんたちは僕たちの「夜を照らす光」でした。

皆さんたちは僕たちの「花様年華」でした。

 

僕は皆さんのすべての名前を愛しています。

でも、今夜は、この瞬間は、ただ忘れましょう。

ただ僕たちを呼び合いましょう、分かってますよね?

 

僕たちはただBTSであり、皆さんはARMYです。

そして、同時に、皆さんたちはBTSであり、僕たちはARMYです。

 

皆さんがどこから来ても、何を話しても、何歳でも、

ここRose bowlで、今夜、僕たちはひとつです。

僕たちは同じことを話します。

僕たちは同じ声で話します。

僕たちは同じ言語で話します。

それが「コミュニティ(一体感・共同体)」です。

 

愛しています。本当にありがとうございます。

僕たちは皆さんを、皆さんの話のすべてを、決して忘れません。ARMY。

 

同じ言語で話し続けましょう。

 

「소우주 (Mikrokosmos)」を聞きながらこのコメントを読むと、

さらに感動が押し寄せてくる。

 

スクロールお疲れ様でした。

お読みいただきありがとうございました。